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『Atlanta 1975』(-) 2CD
July.30 1975 The Omni Coliseum,Atlanta,GA
Mono Audience Recording Quality:Very Good
(※)Disc-1 Track.2,Disc-2 Track.6,7 Mono Audience Recording Quality:Very Good - Fair
(Disc-1) 1.Fanfale For The Common Man/2.Honky Tonk Women/3.All Down The Line/4.If You Can't Rock Me - Get Off Of My Cloud/5.Star Star/6.Gimme Shelter/7.Ain't Too Proud To Beg/8.You Gotta Move/9.You Can't Always Get What You Want/10.Happy/11.Tumbling Dice/12.It's Only Rock'n Roll (Disc-2) 1.Band Introduction/2.Fingerprint File/3.Wild Horses/4.That's Life/5.Outa Space/6.Brown Sugar/7.Midnight Rambler/8.Rip This Joint/9.Street Fighting Man/10.Jumping Jack Flash
1975年アメリカツアー終盤、アトランタ公演全曲収録盤。
この公演は、タランチュラの『Live In Hot'Lanta』(TCDRS-9-1,2)にてブート化されていましたが、本作が収録している音源も同じもので、一部オーバーレベルと思しき歪みがあるものの演奏自体を大きく捉えた、この時代のオーディエンス録音としては良好な部類のもの。
気になる叫び声や手拍子の類は、"Star Star"と"Brown Sugar"SFM""JJF"といった盛りあがる曲の一部で入るのみで、十分許容範囲。
残念ながら、タランチュラ盤より状態の良いテープからの作成とはならなかったようで、本作もまた基テープの劣化による欠落が生じています。
"Honky Tonk Women"は2コーラス目の途中から音がグニャグニャによじれてしまっていたことから、キースによるファーストギターソロ部分の大半はカットされて聴くことが出来ないのは、本作も同様。
2回目のテープチェンジにあたる"Brown Sugar"の終盤から"Midnight Rambler"の頭にかけての激しい音のよじれについても、また同様。
テープチェンジによる欠落は、その"Brown Sugar"の終盤から"Midnight Rambler"の冒頭と、"You Can't Always Get What You Want"終盤のサビを繰り返す部分から曲が終わった直後までの2箇所。
音質はというと、タランチュラ盤が中域中心の音だったのに対し、本作も当時の一般的なカセット録音の音質ではあるものの、本作の方が基カセットに収められていた音に近いと思しきバランスの良い聞きやすいものとなっていることに加え、タランチュラ盤の方はヒスノイズ除去処理の影響により音の余韻が不自然なところがあったりしましたが、本作の方は除去処理していない分、ヒスノイズはあるものの、不自然な印象を受ける箇所は無し。
また、タランチュラ盤では、ライブ頭から"Star Star"あたりまではモコモコしていて、"Gimme Shelter"から若干高域が明るくなるといった特徴がありましたが、本作はそのような音質変化なく均一な音となっています。
演奏については、"Street Fighting Man"の間奏後にミックが迷子になるあたりが耳を惹きますが、後はこれといって書くべきことのない平均的なもの。
なお、これはどうでもいいことではありますが、本作の表ジャケットの裏面ならびに裏ジャケットのメンバークレジット。 バンドメンバーとサポートメンバーを一行空けて区切っていますが、ロニーがバンドメンバー側にクレジットされてしまってます。
75年ツアーに関してはサポートだったので、本来は一行空けた後の方に載せるのが正解かと。 本作と同系列がリリースしていた75年シアトル公演はきちんと分かれていたのですが・・・。 |
06:57, Friday, Sep 22, 2017 ¦ 固定リンク
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