The Rolling Stones Bootleg Reviews written by Hara  
 
 



『Oakland 1989 1st Night』(-)
oakland19891stnight

『Oakland 1989 1st Night』(-) 2CD

Nov.4 1989 Oakland Alameda County Coliseum Oakland,CA

Stereo Audience Recording
Quality:Very Good

(Disc-1)
1.Announcements/2.Intro.-Continenntal Drift/3.Start Me Up/4.Bitch/5.Sad Sad Sad/6.Undercover Of The Night/7.Harlem Shuffle/8.Tumbling Dice/9.Miss You/10.Ruby Tuesday/11.Angie/12.Dead Flowers/13.Rock And A Hard Place/14.Mixed Emotions/15.Honky Tonk Women/16.Midnight Rambler
(Disc-2)
1.You Can't Always Get What You Want/2.Before They Make Me Run/3.Happy/4.Paint It Black/5.2000 Light Years From Home/6.Sympathy For The Devil/7.Gimme Shelter/8.Band Introductions/9.It's Only Rock'n Roll/10.Brown Sugar/11.Satisfaction/12.Jumping Jack Flash/13.Outro

1978年北米ツアー最終公演以来21年ぶりとなるオークランドでの公演、本作が収録しているのは2日連続公演の初日にあたる11月4日公演。

録れている音像が小さく、やや距離を感じる音だったりするものの、その代わりに観客の熱狂ぶりを捉えたクリアーな音質の音源で、このツアーは特にですがストーンズ自体の演奏が安定していて変化に乏しい分、こういった別の要素があったりした方が、それはそれで楽しめるものなのかもしれません。

ただ"Tumbling Dice"の途中から、右側の盛り上がりすぎた観客の調子っぱずれな歌声や叫び声がオンで入ってしまっているのはマイナスポイント。ただ幸いにもそれは次の"Miss You"までで、以降はあまりにもといったレベルのものは無くなります。

本作は、ブートに収録されているのが稀な場内暗転前のアナウンスから、花火打ち上げ時のBGM"Carmen"が終わった後のアナウンス(こちらは途中まで)までを収録していますが、カセット録音のため当然ながらテープチェンジによる欠落があります。

まずは"Dead Flowers"の曲中ですが、同日の別音源が見つからなかったのか、欠落部への補填はされていないため音飛びしたまま。

もう1つは"Happy"終了後。テレコを止めたのが曲終了直後の盛り上がった歓声部分で、テープを変えて再びテレコを回したのが観客が静まった箇所だったため、なめらかなクロスフェード処理はどうにも出来なかったようで、ここも歓声が音飛びしたようになっています。

なお、インフォには"Brown Sugar"もテープチェンジで曲中に欠落があるといった内容の記載がありましたが、そもそもこちらはテープトレードの際のダビング時のものであり、本作が基にした音源も欠落ではなく、1番を重複収録していただけのものであったことから、実際には曲中の欠落はないため、本作もノーカット収録となっています。

by Hara ¦ 18:39, Saturday, Sep 30, 2017 ¦ 固定リンク

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