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『Paris Olympia 2003』(-) 2CD
July.11 2003 L'Olympia,Paris,France
Stereo Soundbpard Recording Quality:Excellent
(※)Disc-1 Track9 Disc-2 Track7,9 Stereo Audience Recording Quality:Excellent
(Disc-1) 1.Intro/2.Start Me Up/3.Live With Me/4.Neighbours/5.Hand Of Fate/6.No Expectations/7.Worried About You/8.Doo Doo Doo Doo Doo/9.It's Only Rock'n Roll/10.Stray Cat Blues/11.Dance/12.Everybody Needs Somebody To Love/13.That's How Strong My Love Is (Disc-2) 1.Going To A Go Go/2.Band Introductions/3.The Nearness Of You/4.Before They Make Me Run/5.Love Train/6.Respectable/7.Rip This Joint/8.Honky Tonk Women/9.Tumbling Dice/10.Brown Sugar/11.Jumping Jack Flash
前項に引き続き、本作もまたオフィシャルDVD『Four Flicks』のサウンドトラック盤的なタイトル。
収録されているのは、2003年7月11日フランスはパリのオリンピア劇場でのライブ。
DVDの方は"It's Only Rock'n Roll""Rip This Joint""Tumbling Dice"の3曲がカットされていましたが、本作はブート化されているこの公演の3種のオーディエンス音源の中で最良だったCrystal Catの『At The Olympia,Paris』(CC 705-06)から、これらの曲をコピー補填して全曲収録盤としたタイトル。
このCrystal Cat音源、演奏を大きく捉えていることに加えて適度な奥行き感があり、高域がすっきりと伸びたクリアーでバランスの良い音質につき、本作でDVD音声からこの音源に切り替わっても、ちょっと演奏の線が細くなったかなという程度で、ほとんど違和感なく聴き通すことが出来ます。
惜しむらくはこの音源、元々定位が右寄りだったのですが、本作も特に修正しない状態で補填してしまっているため、オーディエンス音源に切り替わるとやや音が右寄りに。ここは丁寧に修正しておいてもらいたかったかなと。
なお、この形での全曲収録盤は本作が初めてではなく、Crystal Cat音源を補填するという同様の音源構成で、この公演もまた17枚組CDボックス『Licks Tour Europe 2003』(SF-03)の中のCD3とCD4でブート化されています。
このボックスの方はメインのDVD音声が何故か左右逆になっているという欠点に加え、ボーナストラックを収録する都合上、ライブ前半のディスクの最後が"Before They Make Me Run"となっていたのですが、その後の"Love Train"のカウントの途中でブツ切れとなってディスク終了。次のディスクの頭はその"Love Train"がフェードインで始まるという雑な編集。
本作は当然ながらそのようなことはなく、ボックスの音源切り替わり部分がクロスフェードされておらず単純な繋ぎとなっていたのに対し、きちんとクロスフェード処理もされていてスムーズに聞けるような編集が施されています。
ちなみに前項のトゥイッケンハム公演では、オフィシャルリリースにあたり演奏ミスが丁寧に修正されていましたが、イントロでフライング気味の変なタイミングでキースがリフを入れていた"Live With Me"は、削除や修正がされずそのままというのが何とも不思議なところ。 |
06:32, Wednesday, Feb 21, 2018 ¦ 固定リンク
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