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『Toronto 2005』(-) 2CD
Sep.26 2005 Rogers Centre,Toronto,Canada
(Disc-1) 1.Introduction/2.Start Me Up/3.You Got Me Rocking/4.She's So Cold/5.Tumbling Dice/6.Rough Justice/7.Ruby Tuesday/8.Dead Flowers/9.Bitch/10.Night Time Is The Right Time/11.Band Introductions/12.The Worst/13.Infamy (Disc-2) 1.Miss You/2.Oh No,Not You Again/3.Satisfaction/4.Honky Tonk Women/5.Out Of Control/6.Sympathy For The Devil/7.Brown Sugar/8.Jumping Jack Flash/9.You Can't Always Get What You Want/10.It's Only Rock 'n Roll
Stereo Audience Recording Quality:Excellent - Very Good
2005年A Bigger Bangツアー、9月26日トロントはロジャーズ・センター公演全曲収録盤。
このロジャーズ・センターは旧称スカイドームで1989年の開所以来、1989年 Steel Wheels、1994年 Voodoo Lounge、1997年 Bridges To Babylon、2002年 Licks、そしてこの2005年 A Bigger Bangと、ストーンズがツアーを行う度に会場として使用される場所でもあります。
この公演からは、オフィシャルで配信リリースされた8月10日の同じくトロントのフェニックスシアターでのウォームアップギグ以来となる"Dead Flowers"のみ、同年のヒューストン公演を収録した『abiggerbangutourhouston05』(Check This Out)のボーナストラックとしてブート化されていましたが、本作はそのCheck This Out盤で使われていた音源の全長版をディスク化。
オートレベル調整機能を使っての録音だった様で、リミッターがかかった若干潰れ気味の音ですが、逆にこの荒れ気味の音が妙な迫力を醸し出していたりします。
また、元々演奏を大きく捉えた録音ではあるものの、このオートレベル機能のおかげで小さい音を大きく拡大してくれていることから妙に音が近くなっており、ぱっと聞きではジェネレーションの高い卓直結サウンドボードのように聞こえる箇所も。
ただしこの機能、デメリットもあって前述のリミッターもさることながら場内ノイズも拡大してしまうので、終始低域にゴーというノイズが乗ってしまっていたりも。
Check This Out盤の方はメリハリをつけた音造りとしていたため、この低域ノイズも若干強調気味でしたが、本作はあまり加工をしない自然な音としているため、Check This Out盤と比べるとこの低域ノイズも控えめ。
また、Check This Out盤の"Dead Flowers"はイントロが欠けた状態で収録されていましたが、本作の方はそのようなことなく、きちんと頭から聞くことが出来ます。
惜しむらくは、Check This Out盤同様に本作も定位が若干左寄りのままなので、ここは修正しておいてもらいたかったところ。
この公演はツアー開始から一ヶ月経っていることもあり、キースが"Jumping Jack Flash"のイントロでやらかしていたりはするもののバンド自体は好調、とりわけミックは節回しを変えて歌っていたり、随所にアドリブを入れる等、その絶好調ぶりを発揮しています。 |
06:30, Tuesday, Mar 06, 2018 ¦ 固定リンク
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