The Rolling Stones Bootleg Reviews written by Hara  
 
 



『Wembley Stadium 1999 Day2』(-)
wembleystadium1999day2

『Wembley Stadium 1999 Day2』(-)

June.12 1999 Wembley Studium,London,UK

Stereo Audience Recording
Quality:Excellent

(Disc-1)
1.Introduction/2.Jumping Jack Flash/3.You Got Me Rocking/4.Bitch/5.Respectable/6.Gimme Shelter/7.Angie/8.Honky Tonk Women/9.Saint Of Me/10.Out Of Control/11.Paint It Black/12.Band Introduction/13.Thief In The Night/14.Before They Make Me Run
(Disc-2)
1.B-Stage S.E./The Popcorn/2.Route 66/3.Like A Rolling Stone/4.Midnight Rambler/5.Sympathy For The Devil/6.Tumbling Dice/7.It's Only Rock'n Roll/8.Start Me Up/9.Brown Sugar/10.Satisfaction

『Wembley 1999 2nd Night』(-)のリマスター再発盤。

1999年Bridges Babylonツアー、ウェンブリースタジアム2日連続公演の2日目となる6月12日公演収録盤。

この公演を収録した既発盤は3種

『Over Wembley』(VGP-226)
2種類の音源から作成されており、メインの音源は演奏を大きく捉ええてはいるものの高域キツ目の音質で定位が右寄り。メンバー紹介と"Start Me Up""Satisfaction"で使用されているサブ音源もメインに似た感じの音ではありますが、若干荒れ気味の音で歓声が割れてしまっているというもの。

vgpoverwembley


『The Complete Wembley 1999 Performances』(RR 028/29/30/31)
前日公演もカップリングされた4枚組タイトル。
やや遠目の音で若干エコーがかってはいますが、周りが静かなので意外と聞きやすいのではという印象。ただ、メインステージの音は低域がブンブン響いていたりするのが玉にキズ。

thecompletewembley


そして本作の基である『Wembley 1999 2nd Night』(-)
演奏を大きく捉えた好録音で、耳障りな歓声や手拍子の類は無し。若干高域が耳につく部分があったり、中域が若干響き気味のやや軽めの音ではあるものの、総じてクリアーで聴きやすい音質。

wembley19992ndnight

その『Wembley 1999 2nd Night』のリマスター版となる本作。
箱鳴り気味だった中域を抑え、ベースラインが聞こえるよう低域を持ち上げたことにより、音の抜けと聴き易さが向上。高域の方も耳につく帯域より上の部分を若干持ち上げて、クリアーさを更に強調してはいますが、そこまで上げなくてもといった感も。とはいえ、このリマスターで確実に音質が1ランクアップした印象を受けます。

クレジットでは『Wembley 1999 2nd Night』は両ディスクとも最初のトラkックが"Introduction"という表記になっていましたが、本作はディスク2最初のトラックの方を"B-Stage S.E./The Popcorn"と表記変更しています。

そのステージ移動の際のBGMであるJames Brownの"The Popcorn"に続けて始まる"Route 66"はPAのミスによりイントロが外に出ておらず、まるで音飛びしてるかのように聞こえるのは何とも・・・。

PAミスといえば、"Saint Of Me"でも曲の前半でスネアがオフになっており、まるでチャーリーがスティックを落としたかのような音に聞こえてしまっていたりも。

ちなみにこの日もシェリル・クロウが、6日のシェフィールド、8日のロンドン・シェパーズ・ブッシュ、そして前日11日のウェンブレースタジアムに引き続きゲスト参加していますが、曲はそれまでの3公演同様"Honky Tonk Women"。

by Hara ¦ 20:28, Thursday, Sep 03, 2020 ¦ 固定リンク

△ページのトップへ
 


最近の記事
『Perth 1973 Soundboard』(-)

『All Meat Music 1973』(Mayflo ..

『Roseland Ballroom 2002』(-)

『New York Junction』(DAC)

『The Rolling Stones Steel Whe ..

『Australian Tour 1966』(DAC)

・・・

『Palladium 1978』(-)

『Complete Lacerated』(-)

『Live...1978』(KING STREET)

過去ログ
2022年 5月
2022年 4月
2021年10月
2021年 9月
2021年 8月
2021年 5月
2020年10月
2020年 9月
2020年 8月
2020年 7月
2019年 4月
2019年 1月
2018年12月
2018年 5月
2018年 4月
2018年 3月
2018年 2月
2017年12月
2017年 9月
2017年 5月
2017年 4月
2017年 3月
2017年 2月
2016年10月
2016年 9月
2016年 7月
2016年 4月
2016年 3月
2016年 2月
2015年 6月
2015年 4月
2015年 2月
2015年 1月
2014年12月
2014年11月
2014年10月
2014年 9月
2014年 8月
2013年10月
2013年 9月
2013年 8月
2013年 7月
2013年 3月
2013年 2月
2013年 1月
2012年12月
2012年 5月
2012年 2月
2012年 1月
2011年12月
2011年11月
2011年10月
2011年 8月
2011年 7月
2011年 6月
2011年 5月
2011年 2月
2011年 1月
2010年 7月
2010年 6月
2010年 4月
2010年 3月
2010年 2月
2010年 1月
2009年12月
2009年10月
2009年 9月
2008年12月
2008年11月
2008年 9月
2008年 7月
2008年 6月
2008年 5月
2008年 4月
2008年 2月
2008年 1月
2007年12月
2007年11月
2007年10月
2007年 9月
2007年 8月
2007年 7月
2007年 6月
2007年 5月
2007年 4月
2007年 3月
2007年 2月
2007年 1月
2006年12月
2006年11月
2006年10月
2006年 9月
2006年 8月

Links
ローリング・ストーンズ海賊盤事典
Bridges to the Stones

フリーソフトで作るブログ