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『As The Years Go By』(DAC) |
『As The Years Go By』(DAC-051) 4CD Mar.22&24 2006 Tokyo Dome,Tokyo,Japan Mono Soundboard Recording Quality:Excellent
Mar.22 2006 Tokyo Dome,Tokyo,Japan (Disc-1) 1.Opening/2.Jumping Jack Flash/3.Let's Spend The Night Together/4.She's So Cold/5.Oh No Not You Again/6.Sway/7.As Tears Go By/8.Tumbling Dice/9.Rain Fall Down/10.Night Time Is The Right Time/11.Band Introductions/12.This Place Is Empty/13.Happy (Disc-2) 1.Miss You/2.Rough Justice/3.Get Off Of My Cloud/4.Honky Tonk Women/5.Sympathy For The Devil/6.Paint It Black/7.Start Me Up/8.Brown Sugar/9.You Can't Always Get What You Want/10.Satisfaction
Mar.24 2006 Tokyo Dome,Tokyo,Japan (Disc-3) 1.Opening/2.Start Me Up/3.It's Only Rock'n Roll/4.Oh No Not You Again/5.Bitch/6.Tumbling Dice/7.Worried About You/8.Ain't Too Proud To Beg/9.Midnight Rambler/10.Gimme Shelter/11.Band Introductions/12.This Place Is Empty/13.Happy (Disc-4) 1.Miss You/2.Rough Justice/3.You Got Me Rocking/4.Honky Tonk Women/5.Sympathy For The Devil/6.Jumping Jack Flash/7.Brown Sugar/8.You Can't Always Get What You Want/9.Satisfaction
インフォによれば、品薄廃盤間近となってるらしい初日傍受音源の 『First Bang In Tokyo』(DAC-050-1/2)
2日目傍受音源の 『Second Bang In Tokyo』(DAC-050-3/4)
をカタログに残す為の再発的扱いに読みとれますが、実際の中身は単なる再発とは違い、興味深い内容となっています。 基本的にこの傍受音源は、ストーンズの4人の音のみ(ミックの弾くギターは除く)が収録されており、ベースや鍵盤、ホーンセクション、コーラスはかすかに聞こえる程度という変わったバランスの音でしたが、別の傍受をミックスしたともいわれる今回の音源は、ストーンズの4人の音に加え、ホーンとコーラスが聞こえる様になっています。
ベースと鍵盤、ミックのギターが聞こえない点、また両方のギターが抑えめにミックスされている上、キースよりもロニーのギターが大きく聞こえる点、アコースティックギターがかなり小さい点、そしてチャーリーのバスドラムが強めにミックスされている点は従来盤と変わらず。
全体的な音質は、従来盤よりマイルドに仕上げてあり、硬質な音好みな向きには物足りないかも。また従来盤では聴けなかったオープニングSE(歓声や拍手の感じからオーディエンス録音)が聴けるようになっており、代わりにカウント含むバックステージでのチャットが聴けなくなっています。これはSEを入れた方が実際のライブの雰囲気を味わえる様にする為の処理と推測しますが、同じく傍受にSEを被せたSODDの東京ドームミックス盤の項で書いた様に、場内SEとバックステージの音が重なる不自然さを避けての編集かと。
なお、コーラスが聞こえるようにはなりましたが、ブロンディの声がメインで出ており、初日の"Night Time Is The Right Time"辺りは、ホーンにリサの声がかき消されていたりもしますので、この曲の物足りなさは相変わらず。 逆に二日目の"Ain't Too Proud To Beg"辺りは、AUD音源よりもホーンが前面に聞こえる為、よりソウル色濃く聞こえたりして、実際の会場音とは印象が異なりますが、別の楽しみ方が出来るかなと。
まあ、初日に関しては全てのパートが聴ける『Naked』があり、また両日とも高音質のAUD音源がある為、バランス面やトータルでは不利な状況ですが、核となるバンド4人の音が楽しめるこの音源ならではの点や、聴くことの出来るパートが既発DAC盤よりも増えた点では評価できるタイトル。ただ、これが出たことにより、旧DAC盤の存在が微妙ではありますね(笑)
しかし、またも東京ドーム・・・。 全曲放送のあったさいたま公演はさておき、未だ傍受しか出ていない札幌はリリースされないもんですかね・・・。 |
by Hara ¦ 07:18, Monday, Sep 11, 2006 ¦ 固定リンク
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