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『66 Route』(G.R.262) 1CD
July.28 1966 International Center,Honolulu,Hawaii Mono Soundboard Recording Quality:Excellent
(※)Track9-20 Feb.24 1966 Palais Theatre,St.Kilda,Melbourne,Australia (2nd Show) Mono Soundboard Recording Quality:Excellent
(※)Track21,22 Mar.29 1966 L'Olympia,Paris,France Mono Soundboard Recording Quality:Excellent
(※)Track23-26 Apr.18 1965 L'Olympia,Paris,France Mono Soundboard Recording Quality:Excellent
(※)Track27-30 Apr.11 1967 L'Olympia,Paris,France Mono Soundboard Recording Quality:Excellent
1.Introduction By Tom Moffet - Not Fade Away/2.The Last Time/3.Paint It Black/4.Lady Jane/5.Mothers Little Helper/6.Get Off Of My Cloud/7.19th Nervous Breakdown/8.Satisfaction - Outroduction By Tom Moffet/9.Introduction/10.The Last Time/11.Mercy Mercy/12.She Said Yeah/13.radio ad/14.Play With Fire/15.Not Fade Away/16.That's How Strong My Love Is/17.radio ad/18.Get Off Of My Cloud/19.radio ad/20.Satisfaction (inc.radio ad)/21.19th Nervous Breakdown/22.The Last Time (Bonus Tracks) 23.Everybody Needs Somebody To Love/24.Around And Around/25.Time Is On My Side/26.It's All Over Now/27.Paint It Black/28.Under My Thumb/29.Ruby Tuesday/30.Let's Spend The Night Together
75,76,78,90年とリリースしてきた、Godfatherストーンズ年代別ライブシリーズ、その第5弾は1966年のブライアン期。
まず冒頭の8トラックは7月28日ハワイ公演。
この公演では同年秋のツアーを収めたオフィシャル『Got Live If You Want It!』では聴けなかった"Paint It Black"や"Mothers Little Helper"が聴ける上、チャーリーのジョークMCも聴けるという非常に貴重な放送音源。
アナログ時代からリリースされていた、この音源の代表的なタイトルといえば、 『Sold Out』(HI-916601)
『In Action』(IST 18)
『Reelin' And Rockin'』(VGP-274)
『Bill Wyman's Black Box』(VGP-329)
とありますが、本作も若干の音質差こそあれ、これらタイトル同様に高音質での収録。
なお、冒頭の"Introduction By Tom Moffet"では音ブレがありますが、『Bill Wyman's Black Box』を除いては全て共通。その『Bill Wyman's Black Box』は音ブレがないのかというとそうではなく、なんとその部分は巧妙にカットしていたのでした。
続いては2月24日のメルボルン公演の放送音源。
こちらも"Mercy Mercy""She Said Yeah""Play With Fire""That's How Strong My Love Is"といった曲を聴くことが出来ますが、コーラスがオフのミックスとなってしまっている為、目玉の"She Said Yeah"や"Get Off Of My Cloud"といった、コーラスと掛け合いとなっている曲に物足りなさを感じてしまうのがやや難点。
ちなみに、幾つかトラックが振られている"radio ad"というのはコマーシャルのこと。また、"Satisfaction"は曲中にクレジットのアナウンスが挟み込まれた短縮編集版、
この音源を収録した代表タイトルはいずれもVGP盤で、『Do You Like The Rolling Stones』(VGP-301)と前述の『Bill Wyman's Black Box』(VGP-329)
本作の音質も、これらタイトルと同様の高音質モノラルSBD録音。
なお、本作の裏ジャケではトラック9から19までが本公演とクレジットされていますが、実際は"The Last Time"の前のメンバー紹介にもチャプターが振られているので、一つずつチャプターがズレています。
そしてトラック21からボーナストラック全般にかけては、1965年から1967年にかけてのパリ公演放送音源。
裏ジャケットでは、"19th Nervous Breakdown"の次に"Get Off Of My Cloud"がクレジットされており、実際に放送もされ後述する代表的ブートにも収録されていますが。本作は何故か未収録。したがって、前のメルボルン公演で一つズレたチャプターが丁度合うようになりますがメインとされている66年の音源がカットとは何ともはや。
音質自体は90年代の放送を基にしている為、最高のモノラルSBD音源で、代表的なタイトルとしては、これまたVGPの『Still I'm Gonna Miss You』(VGP-073)や『A Rolling Stone Gathers No Moss』(VGP-101)
なお、"19th Nervous Breakdown""Everybody Needs Somebody To Love""Paint It Black""Let's Spend The Night Together"といった曲がフェードインしているのは放送時に被っていたアナウンスをカットしている為(何故か"Under My Thumb"には残っていますが)。
ちなみに前述のVGP『A Rolling Stone Gathers No Moss』はアナウンスをカットしない放送そのままの収録となっていますが、『Still I'm Gonna Miss You』の方は本作同様のフェードイン編集。したがって本作は基本的にはこの『Still I'm Gonna Miss You』のコピーとなるのですが、前述の"Get Off Of My Cloud"と1967年の"Satisfaction"がおそらく収録時間の都合でカット。
という訳で、せっかくのブライアン期の高音質放送音源集ではありますが、違う年代のボーナストラックを入れているのに、メインとしている1966年の"Get Off Of My Cloud"を何故かカットしていたりするので、やはり中途半端な感は否めないタイトル。 |
by Hara ¦ 01:06, Monday, Jun 02, 2008 ¦ 固定リンク
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