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『Exiles In Rubber City』(Tarantura) |
『Exiles In Rubber City』(TCDRS-13) 1CD
July.11 1972 Rubber Bowl,Aklon,Ohio
Stereo Audience Recording Quality:Very Good-Good
1.Opening/2.Brown Sugar/3.Bitch/4.Rocks Off/5.Gimme Shelter/6.Happy/7.Tumbling Dice/8.Love In Vain/9.Sweet Virginia/10.You Can't Always Get What You Want/11.All Down The Line/12.Midnight Rambler/13.Band Introductions/14.Bye Bye Johnny/15.Rip This Joint/16.Jumping Jack Flash/17.Street Fighting Man
7月11日アクロン公演全曲収録盤。
この公演の"Tumbling Dice"では、曲中に音が一瞬遠くなる箇所が幾度かあり、事典含むこれまでのレビューでは、その理由を録音者がマイクを隠そうとしたこととしていましたが、よくよく聴いたらその箇所で周りの観客が騒然となっていたことから、PAの不具合が原因で会場の出音自体がそうだった模様。
そう思って聴いてみると、この日のPAは不調だったようでハウリングは随所で発生しているし、"Sweet Virginia"ではキースのコーラスマイクが終止オフとなっていることから、最初から最後までミックの歌のみでサビに被ってくるコーラスなしというある意味珍しい演奏になっていることが確認出来ます。
さて、そんなこの公演を収録した既発代表盤は、Sweet Records『Rubber Bowl 1972』(SV-71172)。
既発では唯一のステレオ全曲収録盤で、音質も既発より向上。ただし、"JJF"終了直後に本編と全然関係のない音の上書きがあったり、"All Down The Line"のイントロ2音が重複しているといった編集ミスが玉にキズ。
さて、後発である本作。ステレオでの全曲収録はもちろんのこと、上記編集ミスもありませんが、なんとCDマスター作成時に音の入力レベルを上げすぎてしまったようで、全体にビリビリという既発には無い高域の歪みが発生してしまってます・・・。
カット自体はテープチェンジにあたった"You Can't Always Get What You Want"のイントロ欠けのみですが、このメーカーお馴染みのチャプターが切り替わる際の音ブレはやはり頻発・・・。
紙ジャケでピクチャーディスクと造り自体は立派なのに、肝心の中身がダメダメなトホホ盤。 |
by Hara ¦ 00:28, Friday, Jan 04, 2013 ¦ 固定リンク
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