The Rolling Stones Bootleg Reviews written by Hara  
 
 



『Chicago 1981 2nd Night』(-)
chicago19812ndnight

『Chicago 1981 2nd Night』(-) 2CD

Nov.24 1981 Rosemont Horizon,Des Plaines,IL

Stereo Soundboard Recording
Quality:Excellent

(※)Disc-1 Track 11(part)
Mono Soundboard Recording
Quality:Excellent

(Disc-1)
1.Take The A Train/2.Under My Thumb/3.When The Whip Comes Down/4.Let's Spend The Night Together/5.Shattered/6.Neighbours/7.Black Limousine/8.Just My Imagination/9.Twenty Flight Rock/10.Going To A Go Go/11.Let Me Go/12.Time Is On My Side/13.Beast Of Burden/14.Waiting On A Friend/15.Let It Bleed
(Disc-2)
1.You Can't Always Get What You Want/2.Band Introductions/3.Little T&A/4.Tumbling Dice/5.She's So Cold/6.Hang Fire/7.Miss You/8.Honky Tonk Women/9.Brown Sugar/10.Start Me Up/11.Jumping Jack Flash/12.Satisfaction/13.The Star-Spangled Banner

1981年ツアー後半のシカゴ3日連続公演の2日目にあたる11月24日公演全曲収録盤。

この公演については、VGP『In The Windy City』(VGP-371)に収録のオーディエンス音源、

vgpinthewindycity

Empress Valley『Sweet Home Chicago』(EVSD381/382)に代表される卓直結のモノラルサウンドボード音源がそれぞれブート化されていましたが、

evsweethomechicago

本作はWolfgang Vaultにて公開された、FM放送用のアウトテイクと思しき高音質ステレオサウンドボード音源をメインに全曲収録したタイトル。

これまでオーディエンス音源はバンドコールからのスタート、卓直結サウンドボード音源はというと"Under My Thumb"の1回目のサビ前までが欠落していたりしたので、"A列車"からきちんと収録されている本作は、その"A列車"から"Under My Thumb"のイントロ数音までを初めて収録したタイトルとなります。

その初登場部分含む"Under My Thumb"のイントロ半ばまで、Wolfgang Vaultではかなり音量が小さかったりしていましたが、本作はレベル調整によるヒスノイズが若干あるものの、均一な音量となるよう調整が施されています。

加えて、Wolfgang Vaultで公開されていた音はピッチが遅かったり、本チャンネルも左右逆だったりしましたが、本作はそれらもきちんと修正。

また、一連のWolfgang Vault音源同様に、この公演もカセットテープを経由しての音がアップロードされている為、テープチェンジにあたった"Let Me Go"の本作のタイムでいうと3分31秒から3分40秒までが欠落していますが、本作は前述の卓直結のモノラルサウンドボード音源を音質合わせて補填しており、ぱっと聴きではヴォーカルがちょっとオンになったかなという程度に仕上がっています。

この公演といえば、"Miss You"のスタジオテイクでハープを吹いていたシュガー・ブルーがその"Miss You"にハープでゲスト参加。スタジオテイクの"あの音"で吹きまくっているのが聴くことが出来ますが、曲が終わった後のミックの紹介に呼応して、シュガーブルーがハープ用のマイクで「Thank you Mick Jagger」と返しているのを、本作ではかなり大きめの音量で聴けることもポイントの一つだったりします。この場面、前述のオーディエンス音源では全く聞こえず、本来ならもっとも大きく聞こえるであろう卓直結のサウンドボード音源でも音量が小さかったことから、この箇所の音量をわざわざ上げてのミックスは、やはり放送での目玉ということを視野にいれてのものだったのでしょうし、実際放送に採用されたハンプトン公演よりもこちらの方が、演奏自体も良かったような気がするのですが・・・。

ちなみに、卓直結音源では最後の最後が欠けていた、イントロのグダグダさとは反してミックが最後の方でやたらハイテンションになる"Start Me Up"は、本作は当然ですが高音質のステレオサウンドボード音源にて、通して聴くことが出来るのもポイントの一つかなと。

by Hara ¦ 20:17, Saturday, Jul 27, 2013 ¦ 固定リンク

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