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『Take Me Out To The Crowd!』(Mayflower) |
『Take Me Out To The Crowd!』(MF-69) 1CD
Sep.19 1973 Odeon Theatre,Birmingham,UK (1st Show)
Stereo Audience Recording Quality:Excellent
1.Introduction/2.Brown Sugar/3.Gimme Shelter/4.Happy/5.Tumbling Dice/6.Star Star/7.Dancing With Mr.D/8.Angie/9.You Can't Always Get What You Want/10.Midnight Rambler/11.Honky Tonk Women/12.All Down The Line/13.Rip This Joint/14.Jumping Jack Flash/15.Street Fighting Man
前項・前々項と73年グラスゴー公演収録盤を採り上げてきましたが、今回はその次の公演地バーミンガム。
本作が収録しているのは、演奏を大きく捉えていることに加えて高音質の、もはや定番ともいうべき9月19日の1stショー。
事典でも触れましたが、この音源を収録した既発タイトルについここでも触れておくと。
まずは、ピッチがかなり遅くテープ劣化による音ユレがある『Birmingham Odeon 1973』(Oh Boy 1-9168)とそのコピーである『Tour 1973』(WLR-2135)
ピッチが若干改善されるもまだ遅く音ユレは変わらずの『Rainy Days In Birmingham』(STO 002)
ピッチは正常に近いものの肝心の音質が落ちている『British Tour 1973』(SC-004)
ピッチ正確で高音質キープの『Birmingham Remaster 1973』(IMP-N-016)
事典で代表盤として挙げたうちの1つDAC『Birmingham Odeon』(DAC-067)
もう1つの代表盤で、IMP盤でキツ目だった高域を抑えめにしたGodfather『A Destructive Element』(G.R.661)
そして8つめのタイトルとなるのが本作。 音の傾向としてはGodfather盤に近く、低域に厚みを持たせていますが高域がやや硬めな印象。
"Happy"から"Star Star"にかけてのテープ劣化による左チャンネルの周期的な音ユレは本作も解消されず。
ただ、既発との差別化を図ろうとしたのかステレオ感を出すエフェクトをかけているようで、既発タイトルに比べて音が左右にやや広がった印象を受けます。
残念なのはピッチがやや遅めな点。最後発タイトルにつき、ここはしっかりと合わせてもらいたかったところ。 |
23:57, Wednesday, Mar 23, 2016 ¦ 固定リンク
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