The Rolling Stones Bootleg Reviews written by Hara  
 
 



『Steel Wheels Tokyo 1990 Shinyou』(Mayflower)
mayflowershinyou

『Steel Wheels Tokyo 1990 Shinyou』(MF-095/096) 2CD

Feb.23 1990 Tokyo Dome,Tokyo,Japan

Mono Audience Recording
Quality:Good

(Disc-1)
1.Continental Drift/2.Start Me Up/3.Bitch/4.Sad Sad Sad/5.Harlem Shuffle/6.Tumbling Dice/7.Miss You/8.Ruby Tuesday/9.Play With Fire/10.Rock And A Hard Place/11.Mixed Emotions/12.Honky Tonk Women/13.Midnight Rambler/14.1.You Can't Always Get What You Want
(Disc-2)
1.Can't Be Seen/2.Happy/3.Paint It Black/4.2000 Light Years From Home/5.Sympathy For The Devil/6.Gimme Shelter/7.Band Introduction/8.It's Only Rock'n Roll/9.Brown Sugar/10.Satisfaction/11.Jumping Jack Flash

本作が収録しているのは、初来日10公演中の7公演目にあたる2月23日公演。

この公演からは曲単位でもボーナストラック等で収録されたことがなく、本作が初のブート化となります。

ただ、残念ながら音の方は、遠い位置での録音だったのか、全体的にエコーがかって団子になってしまっているというもの。まあ、幸いなことにマイクの近くで手拍子や歓声をあげる観客がいないことから、耳がなれればそれなりに聞くことはできます。

テープチェンジは、"Tumbling Dice"と"Miss You"の曲間、"Ruby Tuesday"と"Play With Fire"の曲間、"Honky Tonk Women"は最後の余韻部が欠落し、"Midnight Rambler"はイントロ前のフリー演奏部が頭欠け、"Brown Sugar"と"Satisfaction"の曲間、そして"Satisfaction"は曲が終わりきらないうちにカットアウト、"Jumping Jack Flash"も曲が終わりきらないうちにフェードアウトといった具合で、録音時のチェンジに加え、ダビング時に新たに生じたと思しきものもあったりします。

この日は日本公演初日以来の"Play With Fire"を演奏していたりもしますが、全体的には安定した演奏しているので、これといって特筆すべきこともなく、唯一耳をひくのが"Honky Tonk Women"イントロでチャーリーが入ってくる寸前に、ミックが掛け声をいれるところくらいかなと。

なお、本作のリリースにより1990年の初来日10公演は全てブート化されたことになります。

07:40, Tuesday, Apr 05, 2016 ¦ 固定リンク

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