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『Bridge To Babylon Japan Tour Ouka』(Mayflower) |
『Bridge To Babylon Japan Tour Ouka』(MF-093/094) 2CD
Mar.16 1998 Tokyo Dome,Tokyo,Japan
Stereo Audience Recording Quality:Excellent
(Disc-1) 1.Introduction/2.Satisfaction/3.Let's Spend The Night Together/4.Flip The Switch/5.Gimme Shelter/6.Sister Morphine/7.It's Only Rock'n Roll/8.Saint Of Me/9.Out Of Control/10.Shine A Light/11.Miss You/12.Band Introductions/13.All About You/14.Wanna Hold You (Disc-2) 1.Move To B-Stage/2.Little Queenie/3.Let It Bleed/4.Like A Rolling Stone/5.Sympathy For The Devil/6.Tumbling Dice/7.Honky Tonk Women/8.Start Me Up/9.Jumping Jack Flash/10.You Can't Always Get What You Want/11.Brown Sugar
前項に引き続いての1998年日本公演収録盤。
本作が収録しているのは、3つ目にあたる3月16日の東京ドーム公演。
この日の目玉は日本では初演となる"Shine A Light"と"Sister Morphine"。 "Sister Morphine"はB2Bツアー全体で頻繁に採り上げられていますが、"Shine A Light"の方はというと、前年97年は10月28日のオクラホマのみ、そして98年もこの東京ドーム公演と4月16日のカナダだけというツアー自体のレア曲。
またBステージで演奏された"Let It Bleed"もこの年は1月のMSGと9月のドイツで2回演奏されただけという、こちらもこのツアーでのレア曲。とはいえ日本では前回Voodoo Loungeツアーでも演奏されていた曲ではありますが・・・。
さて、この公演を収録した既発ブートは2種。
VGP『Far East 98』(VGP-176)は演奏自体は大きく捉えているものの、全体的にエコーがかった音で収録されており、手拍子や拍手多め。Bステージは音が若干遠くなり、ドーム特有のエコーがメインよりも深め。
全公演収録ボックス『Bridges To Babylon Japan Tour -1998-』に封入され、単体でもリリースされていた『Shine A Light』の方は、メインステージとBステージ共に遠目のぼやけ気味な音で、手拍子や歓声も多く拾ってしまっているという音源を収録。
といった具合でいずれのタイトルも今一つなところがあったりしましたが、本作はというとメインステージの音の近さはVGP盤に似た感じなものの、エコー少な目で音の輪郭も僅かながらくっきりとした印象。周りも静かで耳障りな手拍子や歓声の類はほとんど無し。
BステージはVGP盤よりも音像が小さく、やや低域不足の軽めな音にはなってはいますが、こちらもエコー少な目で音の分離は良好。そしてメインステージ同様に、周りの観客も静かで耳障りな手拍子や拍手はほとんど無し。
惜しむらくは、本作が捉えているのはステージ向かって左側のスピーカーから出ている音につき、中央にパンニングされるイントロやソロ部を除くと、キースの音が埋もれがちになってしまっています。また音質も元々硬質だったVGP盤よりも更に高域キツ目な音造りで、ここは控えめにしておいてもらいたかったところ。
なお、前項で紹介した3月14日公演収録盤同様に、アルバム名の「Bridge To」はジャケットの背表紙、帯共にそういう表記となっているため、ここでの表記もそれに準じておきます。 |
07:07, Saturday, Apr 16, 2016 ¦ 固定リンク
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