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『Wanted Dead Or Alive』(-) |
『Wanted Dead Or Alive』(-) 1CD
May.7 1979 Madison Square Garden,New York City,NY
(※)Track-7,8,10 May.3 1979 Riverfront Coliseum,Cincinatti,OH
(※)Track-9 May.20 1979 Alameda Coliseum,Oakland,CA
Stereo Soundboard Recording Quality:Exellent-Very Good
(※)Track-7-10 Mono Soundboard Recording Quality:Exellent-Very Good
1.Sweet Little Rock'n Roller/2.Buried Alive/3.F.U.C.Her/4.Mystifies Me/5.Infekshun/6.Rock Me Baby/ 7.Band Intro - Breath On Me/8.Let's Go Steady/9.Apartment No.9/10.Worried Life Blues
アマゾンで販売はしているものの、どこにもレーベル名やレコード会社名の記載はなく、ただニューバーバリアンズが著作権者とクレジットされているだけという何とも怪しい本作。
ジャケットのクレジットによると、本作が収録しているのは、ニューバーバリアンズの1979年USツアーから5月7日のMSG公演。
この公演は過去に、Empress Valleyが『Barb Wired Tour Vol.2』(EVSD 203/204/205/206)にて、"Love In Vain""Let's Go Steady""Apartment No.9""Honky Tonk Women"といった中盤の4曲が欠落しながらも、良好なミキサー卓直結のサウンドボード音源にてブート化されていましたが、本作も同じミキサー卓直結のサウンドボード音源から作成されています。
本作の方は、ジャガー/リチャーズ楽曲やボブディラン楽曲といったロニーに権利関係の無い楽曲がカットされ、ロニー単独作と古典曲で構成されていますが、『Barb Wired Tour Vol.2』に未収録だった"Let's Go Steady""Apartment No.9"や、フェードイン収録だった"Worried Life Blues"がフルに収録されているので、両方合わせればMSG公演の全曲を聞くことが出来る・・・はずだったのですが、実はなんと本作はMSG公演の音だけではなく他公演の音も収録していたのでした。
"Band Intro - Breath On Me"と"Let's Go Steady""Worried Life Blues"の3曲は、『Breath On Me』(BGS 1993-3)にてリリースされていた、5月3日のシンシナティ公演のミキサー卓直結サウンドボード音源。
ちなみに、TSPがリリースしていた『Live at L.A.Forum』(TSP-CD-204)はタイトル・クレジットとも間違っており、実際に収録されているのは同じく5月3日のシンシナティ公演です。
そして"Apartment No.9"は、EXILE『Carifornia Grooving』(EXM-002AB)にてリリースされていた、5月20日のオークランド公演ミキサー卓直結サウンドボード音源。
本作をヘッドフォンで聞いてみると、ヒスノイズの量や音質が曲によって異なっているので、トラック毎に音源編集をしたのかとの推測をしがちですが、実のところは複数公演の編集盤というのが正解。そして残念ながら新たにディスク化された音は無し。
なお、本作のラストトラックである"Worried Life Blues"が終了した後、ロニーのMSGの観客に向けてのMCが短く収録されていますが、このMCの本来の位置はMSG公演の"Come To Realise"の後。
シンシナティ公演の"Worried Life Blues"終了直後にMSG公演のMCをわざわざ繋げて、あたかも全曲MSG公演であるかのような確信犯的編集をしているところからしても、本作はオフィシャルではなくブートなんだろうなという気はします。 |
by Hara ¦ 01:03, Saturday, Sep 10, 2016 ¦ 固定リンク
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