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『Still Life In St.Paul 1981』(Mayflower) |
『Still Life In St.Paul 1981』(MF-156/157) 2CD
Nov.21 1981 Civic Center,St.Paul,Minnesota
※Disc-1 Track-12(part) Disc-2 Track-7(part),Track-8(part)
Dec.8 1981 Capital Arena,Largo,MD
Mono Soundboard Recording Quality:Excellent
(Disc-1) 1.Take The A Train/2.Under My Thumb/3.When The Whip Comes Down/4.Let's Spend The Night Together/5.Shattered/6.Neighbours/7.Black Limousine/8.Just My Imagination/9.Down The Road Apiece/10.Going To A Go Go/11.Let Me Go/12.Time Is On My Side/13.Beast Of Burden/14.Waiting On A Friend/15.Let It Bleed (Disc-2) 1.You Can't Always Get What You Want/2.Band Introductions/3.Little T & A/4.Tumbling Dice/5.She's So Cold/6.Hang Fire/7.Miss You/8.Honky Tonk Women/9.Brown Sugar/10.Start Me Up/11.Jumping Jack Flash/12.Satisfaction
1981年11月21日ミネソタ公演を、ミキサー卓直結のモノラルサウンドボード音源にて収録した本作。
この公演の既発タイトルは、同じくミキサー卓直結のモノラルサウンドボード音源にて制作されているDACの『Twin Cities 1981』(DAC-031)
メインのサウンドボード音源については、DACがテープそのままのモノラル状態にて収録していたのに対し、本作は左右の音の拡がりを出そうと疑似ステレオ処理を施している事に加え、やや音の重心を上げた音造りにしています。
テープの欠落部は2箇所あり、最初は"Time Is On My Side"1コーラス目の途中から曲終了まで。 この部分、DACは遠目ながら安定した聴きやすいモノラルオーディエンス音源を補填していましたが、本作は12月8日ラーゴ公演のモノラルサウンドボード音源を同じく疑似ステレオ処理を施したうえで補填して、この曲を音質ほとんど変わらずに通して聞けるようにしています。
そしてもう1箇所は"Miss You"の間奏から"Honky Tonk Women"最初のサビの途中まで。 DACの方はオーディエンス音源を入手できなかったようで、この部分を欠落していたままでしたが、本作はこちらも疑似ステレオ処理した12月8日ラーゴ公演のモノラルサウンドボード音源を補填して、通して聞けるようにしています。
ちなみにこちらは12月8日ラーゴ公演モノラルサウンドボード音源収録盤DAC『Capital Connection Vol.2』(DAC-037)
別公演の補填については、同日の演奏で通して聞くことに拘るか、類似の音源を使ってでも違和感の少ない聴き易さをとるかで意見が分かれるところではありますが、きちんとクレジットだけはしておいてもらいたかったところ。
なお、"Honky Tonk Women"から"Start Me Up"までのテープ劣化による高域部分の波打ちは両タイトルとも同じ。
この日は事典でも触れたように、"Neighbours"ではSAXソロ後にミックが早く歌い出してしまった為、歌とバックの演奏がズレてグチャグチャになったり、"Let It Bleed"のイントロではチャーリーのリズムがひっくり返っちゃったりという81年ツアーならではズッコケぶりはあるものの、81年ツアー中盤の公演の中では屈指の好演といえる、前日のCedar Falls公演の好調さを持続していて、なかなか聴き応えのあるものだったりします。 |
by Hara ¦ 13:15, Saturday, Jul 25, 2020 ¦ 固定リンク
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