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2008年12月
『The Complete LA Sundays Tapes』(SODD) |
『The Complete LA Sundays Tapes』(SODD 073/76) 4CD
July.13 1975 Inglewood Forum,Los Angels,CA
(※)Disc-3 Track4,8,11 Disc-4 Track1,2,10
July.10 1975 Inglewood Forum,Los Angels,CA
Stereo Audience Recording
Quality:Excellent(Disc-1&2),Excellent-Very Good(Disc-3&4)
(Disc-1)
1.Fanfale For The Common Man/2.Honky Tonk Women/3.All Down The Line/4.If You Can't Rock Me - Get Off Of My Cloud/5.Star Star/6.Gimme Shelter/7.Ain't Too Proud To Beg/8.You Gotta Move/9.You Can't Always Get What You Want/10.Happy/11.Tumbling Dice/12.Band Introductions/13.It's Only Rock'n Roll
(Disc-2)
1.Doo Doo Doo Doo Doo/2.Fingerprint File/3.Angie/4.Wild Horses/5.That's Life/6.Outa Space/7.Brown Sugar/8.Midnight Rambler/9.Rip This Joint/10.Street Fighting Man/11.Jumping Jack Flash/12.Sympathy For The Devil
(Disc-3)
1.Honky Tonk Women/2.All Down The Line/3.If You Can't Rock Me - Get Off Of My Cloud/4.Star Star(7/10)/5.Gimme Shelter/6.Ain't Too Proud To Beg/7.You Gotta Move/8.You Can't Always Get What You Want(7/10)/9.Happy/10.Tumbling Dice/11.Doo Doo Doo Doo Doo(7/10)/12.Band Introductions/13.It's Only Rock'n Roll
(Disc-4)
1.Fingerprint File(7/10)/2.Angie(7/10)/3.Wild Horses/4.Brown Sugar/5.Midnight Rambler/6.Rip This Joint/7.Street Fighting Man/8.Jumping Jack Flash/9.Sympathy For The Devil/10.Brown Sugar(7/10)
同じ音源を何度も出し直すことが多いSODDから、またもや定番の1975年7月13日公演が今度は4枚組でリリース・・・。
「1st source」ソースと銘打たれた最初の2枚は、毎度お馴染みミラード音源。本来なら後述するアナログ時代からのディスク3・4の音源よりも、
発掘は後のCD時代からなので、本来はこっちが「2nd source」ソースだろうという気がするのですが。
さてこのミラード音源、SODD自体『Rockin' At The Forum 1975 Last Night』(SODD 036/37) でリリース済みでしたが、こちらは"Fingerprint File"がテープチェンジで曲の終わりが切れていたことから、曲自体を7月9日の演奏に差しかえた音源をそのままにリリースしてしまったが故に、"Fingerprint File"が7月9日の演奏となっていたり、
音の方も若干クリアーさに欠ける上、ピッチも終盤遅くなるといった具合で、おおよそ後発とは思えない造りのタイトル(苦笑)。
ちなみに"Fingerprint File"がきちんと13日の音になっているタイトルに関しては、別公演との組み合わせによる複数枚タイトルや、枚数を水増ししているタイトルもあったりしますが、その"Fingerprint File"を13日公演に差し替えリイシューしたVGP『Who Went To Church This Sunday』(VGP-082)が、唯一コンパクトにこの音源を楽しめる単独タイトルとして君臨。
ちなみにこの『Who Went To Church This Sunday』リイシューも、VGPお得意の"ジャケはそのまま"状態につき、リイシューか否かの見分けに関しては、例によってディスクデザインで見るしかありません。リイシュー版は黒地に「For Members Only Not For Sale」と大きく記載されているデザインのもの。
さて本作ですが、今回は当然の如く"Fingerprint File"は13日の演奏で、VGP盤同様にテープチェンジで欠落している曲の最後1小節と1音は
同じく9日の音を補填。
全体的な音の方も、VGP盤に比べて高域を少しまろやかにした上、ヒスノイズを不自然にならない程度に除去して聞きやすくはしていますが、気にならない程度の違いではあるものの、ほんのわずかながらVGP盤よりピッチ遅め。
続いてのディスク1の冒頭は、VGP盤はテープスタートからの収録につき、"Fanfale For The Common Man"が始まる寸前からのカットインとなっていましたが、本作ではそれより前の歓声から収録。ただしこの歓声、最初に聞こえる女性の悲鳴が、ライブ中盤あたりからよく聞かれるものに近い為、ひょっとしたらその辺りの歓声を重ねているだけかもしれませんが、特定できず。
更に他のテープチェンジにあたった箇所に触れると、VGP盤の"Happy"終了直後の歓声はテープチェンジでクロスフェードしており、そのクロスフェードしてくる歓声は、同じくVGPの旧仕様『Who Went To Church This Sunday』の方が女性の一悲鳴分長くなってましたが、本作もその女性の悲鳴は聞けず。
また、"Brown Sugar"終了後のMCに関しては、VGP盤ではテープチェンジ部分そのままにしていた為、ミックが発した「Thank You Very Much」の「Mu」のところで切れていましたが、本作は"Gimme Shelter"終了後の「Thank You Very Much」に差し替えています。
終演後に関しては、VGP盤は客出しBGMが鳴り始めたところでテープを止める際に、マイクに何かが触れる音がする部分まで収録していますが、本作はその少し前でフェードアウト。
といった具合で、VGP盤とは一長一短な出来なのかなと。
かわってディスク3&4はアナログ時代からリリースされていた方の音源。音の近さや迫力はミラード音源より断然こちらですが、クリアーさで若干劣ることと、残念ながら"Star Star""You Can't Always Get What You Want""Doo Doo Doo Doo Doo""Fingerprint File""Angie""That's Life""Outa Space"の7曲が未発掘の為に、やや過小評価されている感のある音源。
この音源を収録した代表的なCDとしては事典で挙げた『Charlie Watts And His Fabulous Rolling Stones』(VGP-284) や本作と同様にミラード音源と組み合わせた4枚組『The Complete LA Friday Tapes』(DL 036-39)。
VGP盤は、アナログ時代に3タイトルに分かれていたこの音源収録曲そのままに、前述の7月13日欠落曲を7月10日公演の音源から、またLAで演奏されなかったツアー初期のレア曲"Luxury""Dance Little Sister"を6月1日公演から収録していましたが、対するダンデライオン盤はというと、6月1日の2曲はカットの純粋なLA公演のみの収録という形をとっていました。
また、VGP盤とダンデライオン盤では"Doo Doo Doo Doo Doo"の位置が異なり、VGP盤は7月13日公演の演奏順そのままに"IORR"の次にこの曲を配置していましたが、ダンデライオン盤は何故か"IORR"の前に配置してしまっています。
さて本作ですが、曲目および曲順はダンデライオン盤とほぼ同じ。したがって前述の"Doo Doo Doo Doo Doo"の位置はおかしいんですが、VGP盤・ダンデライオン盤ともに本編は7月10日の演奏を配置し、あくまでもボーナス扱いのようにディスクラストに配置されていた7月13日の"Brown Sugar"が、本作ではきちんと本編に配置され、7月10日の演奏をディスク4のラストにと、ちゃんと7月13日をメインとした曲順に並び替えられています。
また、その7月13日の"Brown Sugar"は、これまでイントロが欠けていたのですが、本作はミラード音源から補填してこの問題を解消。ただし、VGP盤やダンデライオン盤の"Brown Sugar"は、イントロにビリーのオルガンが被ってくるところから、この音源が始まっているのですが、本作は歌い出し寸前までミラード音源を引っぱっている為、他タイトルに比べて本来の音源部分が短い上、繋ぎ方がイマイチという難点あり。
他にも同じくイントロ途中からだった7月10日の"You Can't Always Get What You Want"に関しては、前曲7月13日の"You Gotta Move"終了直後から、ミラード音源を音質合わせてクロスフェードさせて歌い出しちょっと前まで繋ぐという編集を施しています。したがって"You Can't Always Get What You Want"は、イントロが7月13日で、以降が7月10日となります。
また、ダンデライオン盤では完全モノラル、VGP盤では右寄りの定位となっていた"Rip this Joint"と"SFM"に関しては、本作は音がきちんと中央に定位した奥行きある音で収録されていることから、この点に関してはアドバンテージかなと。
と、ここまで色々と手の込んだことをしておきながら、なんと"Tumbling Dice"は2分53秒と3分25秒で音飛びを起こしているという超基本的な制作ミスを犯してしまってます・・・。
ってな訳で、例によって後発でありながら何だかなといった感のタイトル。 |
by Hara ¦ 18:31, Wednesday, Dec 31, 2008 ¦ 固定リンク
『They're Really Rockin' In Boston』(VGP) |
『They're Really Rockin' In Boston』(VGP-020) 1CD
July.18 1972 Boston Garden,Boston,MA
Stereo Audience Recording
Quality:Very Good
1.Brown Sugar/2.Bitch/3.Rocks Off/4.Gimme Shelter/5.Happy/6.Tumbling Dice/7.Love In Vain/8.Sweet Virginia/9.You Can't Always Get What You Want/10.All Down The Line/11.Midnight Rambler/12.Band Introductions/13.Bye Bye Johnny/14.Rip This Joint/15.Jumping Jack Flash/16.Street Fighting Man/17.Honky Tonk Women
(※)ジャケットには"You Can't Always Get What You Want"が記載されてないが、実際は収録の全17トラック
72年ツアーでは3公演しか演奏されなかった"Honky Tonk Women"を、こちらも当時はめったに応えなかったアンコールにて演奏したボストンでの7月18日公演を収録したVGP初期タイトルがリイシュー。
とはいっても今回のは単なるリイシューではなく、音源自体は別音源に差し替え。また、オリジナルでは未収録だった"You Can't Always Get What You Want"を収録した全曲収録盤となっており、ジャケット自体が変わらない故に、一応リイシューという形態にはなっていますが、実のところは新装盤といった感のタイトル。
今回使用された音源は、事典で代表盤として取りあげた同日収録タイトル『Jail House Rock』(DAC-026)の"You Can't Always Get What You Want"にて丸々使用されていた音源の全長版で、
その"You Can't Always Get What You Want"終了直後にテープチェンジによるカットがあるのみで、あとは全曲曲中カット無し。
今回の新しい音源は、前述した『Jail House Rock』での音源切り替わりでの違和感がほとんど皆無だったことからも分かる様に音の距離感は従来音源とほぼ同じ程度で、会場の特性により全体的にややエコーがかって若干中低域が響き気味であったり、盛りあがる曲では周りの観客も騒がしくなったりしますが、基本聞きやすい音。
その観客の騒がしさに関しても、歓声の奥からモコモコの"Brown Sugar"が始まるあたりを比較してみると、従来音源が男性の雄叫びが多かったのに対し、今回の音源は女性の叫び声多い(笑)程度の違いで、ほとんど大差なし。
また、その音の遠さもPAからの出音の問題だったようで、"Brown Sugar"が進むにつれて徐々に出音のバランスは改善されているので、"Brown Sugar"の頭だけしか聞かないでの判断は禁物。
なお、『Jail House Rock』で使われた"You Can't Always Get What You Want"は、他の曲の従来音源に合わせるべくモノラルにて収録されていましたが、本作はこの時期にしては珍しいステレオ録音にて全曲収録。ただしステレオとはいえ、歓声が多少左右に分かれている程度のレベルなのと、音に奥行きが出た分、若干全体が引っ込んだ感じにはなりましたが、今回の方が断然聞きやすくなっています。
そして、従来音源では聴くことが出来なかった終演後のアナウンスに加え、ほんの僅かながら場内BGMも聞くことが出来るようになっています。
惜しむらくは、繋ぎ等の編集はしないで出そうとしたのか、前述の"You Can't Always Get What You Want"と"All Down The Line"の間は、特にクロスフェードするもなく、カットアウト・カットイン編集となっており、『Jail House Rock』がきちんとこの部分繋げられていたことを考えると、ここは編集があっても良かったんじゃないかなという気が・・・。
と、ここまで従来の『They're Really Rockin' In Boston』とは
全くの別物になっているのだから、VGPリイシューじゃなくて、ジャケを新装してDACから出せばいいのにと思うのですが・・・。裏ジャケの曲目自体が既にCDと一致してないことだし(苦笑) |
by Hara ¦ 12:54, Wednesday, Dec 31, 2008 ¦ 固定リンク
『Some Girls Another Tracks!!』(Happy Supreme Disc) |
『Some Girls Another Tracks!!』(HSD-00) 1CD
Compilations album of studio outtake & Different Edit
Stereo Soundboard Recording
Quality:Excellent-Very Good
1.Miss You/2.Shattered/3.Far Away Eyes/4.Beast Of Burden/5.Fool To Cry/6.Emotional Rescue/7.She Was Hot/8.I Think I'm Going Mad
オフィシャル『Some Girls』の市販8トラックテープには、"Miss You""Beast Of Burden"のロングバージョン、"Shattered""Far Away Eyes"は逆にショートバージョンといった具合に、おそらくトラック毎の長さを均等にすべく4曲もの差し替えがされていましたが、本作はその4曲をメインとしたコンピレーションタイトル。
裏ジャケには「"Some Girls" 8-Track Cartridge Master!!"なる、如何にも4曲とも8トラックテープからダイレクトに落としているような表記がされているんですが・・・、実のところは上記4曲の内"Far Away Eyes"を除いた3曲を収録したコンピレーション盤『More Sucking In The 70's』(WLR-2031)から、唯一スタジオテイクではなかった"Miss You"のウッドストックでのリハーサルテイクを外してコピーし、その代わりに"Far Away Eyes"を追加収録しただけのタイトル。
それが証拠に、8トラック"テープ"から落としているはずの"Far Away Eyes"は、フェードアウトしていく部分をよく聞くと、スクラッチノイズが確認出来ます(苦笑)。
したがってテープ落としの"Miss You""Beast Of Burden"は、アナログ落としの"Shattered""Far Away Eyes"に比べて、音のレンジが狭くなっています。
ちなみに、この音質差を改善しようとテープ落とし部分の高域を若干調整していたのが、同じくこの4曲をボーナス収録していたアナログ複刻CD
『Shattered』(-)
音質の均一を取るか、音質が異なっても"素"の音を取るかは、好みの分かれるところ。
他の収録曲にも触れておきますと・・・
"Fool To Cry"は『Static In The Attic』(MB CD 084)からの初期テイクで、曲前のテープ頭出し及び終了後のチャットまで収録。
"Emotional Rescue""I Think I'm Going Mad"それぞれのロングバージョンは、スクラッチノイズが聞こえることから、おそらくLP『Accidents Will Happend (Claudine)』から。
"She Was Hot"のロングバージョンは『More Sucking In The 70's』にて初登場の隠れ目玉テイクで、歌が無くなった後も演奏が延々と続き、最後まで完走してしまうロングバージョン。4分42秒での音飛びもそのままに収録。 I
といった具合で、コピーといえど『More Sucking In The 70's』の汚点であった、前述の唯一スタジオテイクでない"Miss You"をカットしてあるのは一応の差別化にはなっているものの、曲毎に異なっていた音量レベルの統一がなされていないのは、後発なのに残念なところ。
あと、Some Girls Another Tracksとタイトルでも謳っている割には、『Some Girls』関連の音だけで固まっていないのはちと残念かなと。どうせなら『Paris Outtakes』あたりに入っていた『Some Girls』関連の高音質アウトテイクを収録した方が統一感あったような気もするんですが・・・ |
by Hara ¦ 09:11, Saturday, Dec 27, 2008 ¦ 固定リンク
『All Along The Rhein River』(VGP) |
『All Along The Rhein River』(VGP-023) 2CD
June.2 1976 Sporthalle,Cologne,West-Germany (1st Show)
Stereo Audience Recording
Quality:Excellent
(Disc-1)
1.Honky Tonk Women/2.If You Can't Rock Me - Get Off Of My Cloud/3.Hand Of Fate/4.Hey Negrita/5.Ain't Too Proud To Beg/6.Fool To Cry/7.Hot Stuff/8.Star Star/9.You Gotta Move
(Disc-2)
1.Band Introductions-Happy Birthday Charlie/2.Happy/3.Nothing From Nothing/4.Outa Space/5.Midnight Rambler/6.It's Only Rock'n Roll/7.Brown Sugar/8.Jumping Jack Flash/9.Street Fighting Man
VGP初期タイトル『Germany 76』(VGP-023)リマスター盤の新装ジャケット盤。
・・・とややこしい書き方になりましたが、要約すると前回VGPが初期のタイトルであった『Germany 76』を再発した際は、音にリマスターを施した上、ディスクの面割りを変えて"Happy"をディスク1のラストからディスク2の頭へ移動、更に旧盤ではボーナストラックとして収録されていた
1973年のリハーサルからの"Gimme Shelter"をカットと、かなり大幅に手が加えられていました。
ところが、そこまで変わっていたにも関わらず、前回再発時には旧仕様ジャケットをそのまま流用したことから、ありもしないボーナストラックはジャケットに記載されてしまっているわ、"Happy"の位置はおかしなことになっているわ、リマスターかそうでないかの判断はディスクを見ないと出来ないわで、非常にややこしい造りのままで市場に流れておりました。
今回の所謂再々発にあたっては、さすがに旧仕様のジャケットの在庫も切れたのか、新しくジャケットを新調してのリリースと相成ったのでした。
ちなみに今回は型番はそのままVGP-023を継承していますが、タイトル名に関しては同音源を収録したアナログから取っています。
という訳で中身のディスク自体は在庫として抱えていたのか、前回と一緒。したがって音の方も全く同じなので、前回の再発を手に入れた方は、
実はジャケだけの購入をしたいのではないでしょうか(笑)。
中身の方にも触れておきますと、メンバー紹介で"Happy Birthday"が歌われていることからも分かるように、本作はチャーリーの誕生日にあたる
6月2日のファーストショーの全曲収録盤。
演奏が大きく録れたバランスの良いステレオ録音で、クリアーな音質に加え、アナログに比べて音に厚みを持たせたりしていることから、アナログ時代から元々1976年ツアーのAUD音源ではトップクラスに数えられる音源を更に聴きやすくしていた好タイトル。
なお、旧『Germany 76』はアナログよりも音質が若干荒れていたこともさることながら、"If You Can't〜"では右チャンネルが時折オフになってしまう欠点がありましたが、本作はその部分をモノラル化することにより克服しています。
ちなみにこの公演では、1日2回公演をこなす為の体力温存策なのか、ツアー定番曲目だった"You Can't Always get What You Want"と"Tumbling Dice"が元々カットされた短めのセットリストとなっています。
最後にリマスター盤と旧VGP盤との見分け方にも触れておきますと、旧VGPは盤自体が銀で、リマスター盤は黒地に「For Members Only Not For Sale」の表記があるという違いがあります。
こちらは旧VGP盤のディスク
そしてこちらはリマスター盤のディスク
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by Hara ¦ 04:02, Friday, Dec 26, 2008 ¦ 固定リンク
『Ultra Rare Bangs』(-) 2CD
Compilations album of "A Bigger Bang World Tour 2005-2007"
Stereo Soundboard Recording
Quality:Excellent
(※)Disc-1 Track16
Mono Soundboard Recording
Quality:Very Good
(Disc-1)
1.Start Me Up (Apr.8 2006 Grand Stage,Shanghai)/
2.Shattered (Aug.21 2005 Fenway Park,Boston,MA)/
3.Let's Spend The Night Together (Oct.17 2006 Qwest Field,Seattle,WA)/
4.Sweet Virginia (Oct.6 2005 Scott Stadium,Charlottesville,VA)/
5.Dead Flowers (Sep.29 2006 Churchill Downs,Louisville,KY)/
6.Rain Fall Down (Nov.24 2005 Pepsi Center Denver,CO)/
7.Back Of My Hand (Aug.21 2005 Fenway Park,Boston,MA)/
8.Angie (Apr.18 2006 Westpac Stadium,Wellington,New Zealand)/
9.Con Le Mie Lacrime (July.11 2006 Stadio Giuseppe Meazza,San Siro,Milan,Italy)/
10.Gimme Shelter (Jan.18 2006 Madison Square Garden,New York)/
11.I'll Go Crazy (July.9 2007 Jaz Beach,Budva,Montenegro)/
12.It Won't Take Long (Nov.11 2005 PETCO Park,San Diego,CA)/
13.Rocks Off (Aug.5 2007 Parken,Copenhagen,Denmark)/
14.Waiting On A Friend (Sep.8 2005 Bradley Center, Milwaukee, WI)/
15.This Place Is Empty (Feb.21 2006 River Plate Stadium,Buenos Aires,Argentina)/
16.Infamy (Nov.8 2005 Hollywood Bowl, Los Angeles, CA)/
(DIsc-2)
1.Oh No, Not You Again (Oct.30 2005 KeyArena,Seattle,WA)/
2.Heartbreaker (Sep.15 2005 Giants Stadium,East Rutherford,NJ)/
3.She Was Hot(Aug.26 2007 The O2 Arena,London)/
4.It's All Over Now (June.5 2007 Werchter Park,Werchter,Belgium)/
5.Rough Justice (Aug.31 2005 Comerica Park, Detroit, MI)/
6.Jumping Jack Flash (Feb.18 2006 Copacabana,Rio de Janeiro,Brazil)/
7.Monkey Man (June.1 2007 Brussels,Belgium -Tour Rehearsals-)/
8.Love Is Strong (July.22 2007 Outdoor Exhibition Centre,Brno,Czech Republic)/
9.Midnight Rambler (Nov.11 2005 PETCO Park,San Diego,CA)/
10.Sway (Aug.25 2006 Hampden Park,Glasgow,UK)/
11.Sympathy For The Devil(June.10 2007 Isle of Wight)/
12.Paint It Black (Sep.3 2006 Forum Horsens,Horsens,Denmark)/
13.Brown Sugar (Apr.2 2006 Saitama Super Arena, Saitama, Japan)/
14.Satisfaction (Feb.21 2006 River Plate Stadium,Buenos Aires,Argentina)/
裏ジャケにも記載されているように、RS.comの「Virtual Ticket Videos」で公開されたABBツアー関連の完走している音源全曲(Disc-1 Track1-13, Disc-2 Track1-4,6-10,12,14)に、放送音源やらALD音源を加えたオムニバス盤。
このVirtual Ticket音源に関しては、『A Bigger Bang Soundboard 2006-2007 Volume 3』(WLR-2054)と『A Bigger Bang Soundboard 2006-2007 Volume 4』(WLR-2055)の2タイトルで
公開された完走曲全24曲中、"Rain Fall Down"と"Paint It Black"の2曲を除いた22曲を聴くことが出来ましたが、本作は前述した様に全て収録。
音質に関しては、ネット公開時から曲毎にミックスが違っていたことによる音のバラツキがありましたが、本作は基本マイルドな感じに音を統一して調整しており、この手のオムニバスにありがちな音質差による違和感を
ほとんど感じさせない造りになっています。
加えて、各曲間はきちんと歓声で繋がれており、こちらもこういったオムニバスにありがちな1曲毎のフェードイン・アウトという問題を解消しています。
更に「Virtual Ticket」ではいきなりイントロから始まっていた"Paint It Black"の前に、他の放送音源から同曲の前の歓声を重ねていたりといったことや、その"Paint It Black"や"JJF"にあった一瞬の音切れに関してもきちんと補正といった、芸の細かい編集まで施されています。
続いてその他の曲に関して。
"Waiting On A Friend"は「'ReAct Now: Music & Relief」という番組での放送音源ですが、前述の『A Bigger Bang Soundboard 2006-2007 Volume 3』に加え、このシリーズ第1弾であった『A Bigger Bang Soundboard 2005-2007』(WLR-2039)にも重複収録されていましたが、音質は格段に向上。
この放送では他に同公演から"Start Me Up"も放送されていましたが、"Start Me Up"に関しては「Virtual Ticket」での他公演分が収録されている為、本作ではカット。
続いて"Infamy"。これのみALD音源でモノラルですが、ツアー初期しか演奏されなかった曲でしかもサンドボードということで収録されたのかなと。この曲も収録されたことによって、ABBツアーで演奏されたABBの曲を
本作では全て聴くことが出来ます。
"Rough Justice"「NFL Opening Kickoff 2005」という番組から。この曲、歌詞の一部が放送コードに引っかかった為、その一言は一瞬無音にされていますが、本作はその箇所に同日のオーディエンス音源を補填して、音切れ問題を解消しています。
"Sympathy For The Devil"はワイト島フェスの放送音源から。この曲に関しては前述の『A Bigger Bang Soundboard 2005-2007』や『The Bigger Bang In Stuttgart』(DAC-074)といったタイトルで聴くことが出来ましたが、いずれも冒頭のシーケンスパーカッションがフェードインだったことに対し、本作はきちんと頭から聴くことが出来ます。
ちなみにこの時はまたもや"Start Me Up"が放送されており、本作ではカットされていますが、他の2タイトルでは聴くことが可能。
"This Place Is Empty"と"Brown Sugar"に関しては、どちらも全曲放送されている公演からですが、大まかなライブの曲順での収録という本作のコンセプトと、前述したようにABBツアーで演奏されたABBの曲を全て収録という体裁を整える為と思しき収録と推測されます。
といった具合で、こういったタイトルにありがちなただ単に曲を詰め込んだという形でなく、きちんと欠点等を解消した上で、聴きやすさまで考えた造りの好タイトル。 |
by Hara ¦ 03:54, Friday, Dec 26, 2008 ¦ 固定リンク
『Twenty Flight Rock』(SODD) |
『Twenty Flight Rock』(SODD 079/080) 2CD
Dec.18 1981 Hampton Coliseum,Hampton Roads,VA
Stereo Soundboard Recording
Quality:Excellent
(Disc-1)
1.Intro:Take The A Train/2.Under My Thumb/3.When The Whip Comes Down/4.Let's Spend The Night Together/5.Shattered/6.Neighbours/7.Black Limousine/8.Just My Imagination/9.Twenty Flight Rock/10.Going To A Go Go/11.Let Me Go/12.Time Is On My Side/13.Beast Of Burden/14.Waiting On A Friend/15.Let It Bleed
(Disc-2)
1.You Can't Always Get What You Want/2.Band Introductions/3.Little T&A/4.Tumbling Dice/5.She's So Cold/6.Hang Fire/7.Miss You/8.Honky Tonk Women/9.Brown Sugar/10.Start Me Up/11.Jumping Jack Flash/12.Satisfaction/13.Outro:Star Spangled Banner
1981年ツアーの代表音源であるハンプトン公演に関しては、SODDは既に『Happy Birthday Keith』(SODD 019/20)として一度リリースしていますが、同じ音源を何度も出すというこのレーベルの悪癖がまたもや・・・。
今回の「売り」は、放送時に元々小さめにミックスされていたキースの音がよく聞こえるという事ですが、ディスク2の頭から"You Can't Always Get What You Want"途中までの約1分で、周期的な右チャンネルのドロップアウトが発生しているという、あまりにも特徴的な欠点をそのままにしてリリースしてしまったことから、右チャンネルのキースのギター部分にあたる周波数をイコライズしたVGPの『Twenty Flight Rock』(VGP-270)もしくはその再発タイトル『Happy Birthday Keith』(VGP-270)のコピーであるということが容易に分かってしまいます。
更にコピーであることを隠そうとしたのか、各ディスクの前後をカットしている為、トータルタイムはVGP盤よりもかなり短くなってしまってます。
VGP盤が廃盤なのに目を付けてのリリースなんでしょうけど、せめて欠点をある程度解消する位のことをしてからリリースすればいいのにと思ってしまうタイトル。 |
by Hara ¦ 03:46, Friday, Dec 26, 2008 ¦ 固定リンク
『Can't Stop Rollin'』(SODD) |
『Can't Stop Rollin'』(SODD 077/078) 2CD
June.28 1978 Mid-South Coliseum,Memphis,TN
June.29 1978 Rupp Arena,Lexington, Kentucky
July.6 1978 Masonic Temple Auditorium,Detroit,Michigan
July.19 1978 Sam Houston Coliseum,Houston,Texas
Stereo Soundboard Recording
Quality:Excellent
(Disc-1)
1.Let It Rock(7/6)/2.All Down The Line(7/19)/3.Honky Tonk Women(7/19)/4.Star Star(7/19)/5.When The Whip Comes Down(7/6)/6.Lies(7/19)/7.Beast Of Burden(7/19)/8.Miss You(7/6)/9.Just My Imagination(7/6)/10.Shattered(6/28)/11.Respectable(7/19)/12.Far Away Eyes(6/29)/13.Love In Vain(7/6)/14.Tumbling Dice(7/6)/15.Happy(7/6)
(Disc-2)
1.Hound Dog(6/28)/2.Sweet Little Sixteen(7/19)/3.Brown Sugar(7/19)/4.Jumping Jack Flash(7/19)/5.Miss You(6/29)/6.Lies(6/29)/7.Beast Of Burden(6/29)/8.Shattered(6/29)/9.Just My Imagination(6/29)/10.Respectable(6/29)/11.Sweet Little Sixteen(6/29)/12.All Down The Line(7/6)/13.Star Star(7/6)/14.Lies(7/6)/15.Shattered(7/6)
曲目を見れば一目瞭然、TSPの『Handsome Girls』(TSP-CD-200-4)からディスク3と4をコピーして、おしりに「Wolfgang Vault」からのデトロイト公演4曲を付け加えたタイトル。
音の方は当然の事ながら超高音質。ただし、本作は単純なコピーではなく、低域にかなり厚みを持たせるよう音に加工を施していることから、
この音源が本来持っていたすっきりと整理された音の質感が損なわれてしまっているが故に、聴いた人の評価はかなり分かれるのではないかなと。 |
by Hara ¦ 03:43, Friday, Dec 26, 2008 ¦ 固定リンク
『Shattered』(-) 2CD
July.1 1978 Municipal Stadium,Cleveland,OH
Mono Audience Recording
Quality:Excellent-Very Good
(※)Disc-2 Track10-14
Stereo Soundboard Recording
Quality:Excellent
(Disc-1)
1.Opening/2.Let It Rock/3.All Down The Line/4.Honky Tonk Women/5.Star Star/6.When The Whip Comes Down/7.Miss You/8.Lies/9.Beast Of Burden/10.Shattered
(Disc-2)
1.Just My Imagination/2.Respectable/3.Far Away Eyes/4.Love In Vain/5.Tumbling Dice/6.Happy/7.Sweet Little Sixteen/8.Brown Sugar/9.Jumping Jack Flash/10.Miss You(8Track Mix)/11.Far Awy Eyes(Single Edit)/12.Before They Make Me Run(Promo Mix)/13.Beast Of Burden(8Track Mix)/14.Shattered(Promo Edit)
アナログ複刻CDといえば所謂名盤といわれるタイトルが主ですが、本作はどちらかというと地味目なタイトルの復刻盤。
本作の基となったアナログは下記の2タイトル。
『Shattered』(RS-6141)
『We Ain't Sugar』(Shattered in Cleaveland Records S.I.C-2)
これらのジャケ写は面倒だったんで、CDの表ジャケと、リバーシブルになっているCDの裏ジャケから持ってきました(笑)。
さて中身の方はというと、前述のアナログ『Shattered』は当時の新作『Some Girls』から演奏された8曲のみで構成。
また『We Ain't Sugar』の方はというと、こちらは『Shattered』と一切曲が被らない、それ以外の演奏曲で構成されており、これら2つのタイトルでこの7月1日クリーブランド公演の全演奏曲を聴くことが出来るようになっていましたが、本作は当然の事ながら当日の曲順通りに曲目を並び替えています。
音自体は、レンジのさほど広くない典型的なカセット録音の音で、時折歓声がうるさい箇所はありますが、基本的にはバランスの良いすっきりとした聴きやすい録音につき、音の良いオーディエンス録音に恵まれない1978年ツアー音源の中では、かなり上質の部類。
また音質の方はというと、何故かアナログ2タイトルでは、『Shattered』の方が基は同じ録音なのに、ややコモり気味の『We Ain't Sugar』に比べて若干明るめの音質だったことから、本作の方も『Shattered』の方に準じた形での音質調整。
またヒスノイズもある程度除去して、アナログよりも聴きやすさを強調した感じの音造りとなっています。
ただし音調整の影響なのか、一部の曲ではチャーリーが強めにオープンハイハットを使う際に高域がちょっと耳につくこともあり。
なお、このクリーブランド公演を収録した既発CDとしては、別音源にて作成されたVGPの『We Ain't Sugar』(VGP-335) がありますが、こちらは遠目の録音で全体的に音が歪んでしまっている上、中域強めの荒れ気味の音質。そして"Sweet Little Sixteen"は途中からの収録となっています。
ちなみにこの日の"Love In Vain"では、イントロでのキースのギター接触不良に慌てたミックが歌い出すことが出来ず、1コーラス丸々インストになってしまうというハプニングが起きていますが、後のニューバーバリアンズでこの曲を演奏する際には、意図的に1コーラス丸々インストで回すというアレンジに変えており、ひょっとしたらこの日のハプニングが頭に残っていたのかもしれないと想像すると、この公演が一層面白く聴けるのかもしれません。
ボーナストラックは『Some Girls』関連の未CD化トラックを収録。
目玉は"Miss You"と"Beast Of Burden"の8トラックカセットミックスで、これまでこの2曲は『More Sucking In The 70's』(WLR-2031) で聴くことが出来ましたが、本作はテープメディアだったが故に元々レンジが狭めだったこれら2曲の高域を持ち上げ、元々レンジが広かった他のアナログ落とし3曲の音質に合わせて、なるべく曲毎の音質差を少なくするという調整を施しています。
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by Hara ¦ 03:47, Wednesday, Dec 24, 2008 ¦ 固定リンク
『5th Night at MSG 1975』(-) |
『5th Night at MSG 1975』(-) 2CD
June.26 1975 Madison Square Garden,New York City,NY
Mono Audience Recording
Quality:Very Good-Good
(Disc-1)
1.Honky Tonk Women/2.All Down The Line/3.If You Can't Rock Me - Get Off Of My Cloud/4.Star Star/5.Gimme Shelter/6.Ain't Too Proud To Beg/7.You Gotta Move/8.You Can't Always Get What You Want/9.Band Introduction/10.Happy/11.Tumbling Dice/12.It's Only Rock'n Roll/13.Doo Doo Doo Doo Doo
(Disc-2)
1.Fingerprint File/2.Angie/3.That's Life/4.Outa Space/5.Brown Sugar/6.Midnight Rambler/7.Rip This Joint/8.Street Fighting Man/9.Jumping Jack Flash
タイトルにもある通り、MSG6連続公演の5夜目にあたる6月26日公演収録盤。
この日はアンコールはなく、またレギュラーセットの"Wild Horses"も外されるという、どちらかというと翌日の最終公演に力温存(?)といった感の若干短めのセットリスト。
この公演に関しては、VGP『Welcome Back To New York』(VGP-039)にて、DAT録音に匹敵する超高音質音源が既発リリースされていましたが、残念ながら"It's Only Rock'n Roll"以降ビリーの2曲を除いたライブ後半部のみの収録だった為、本作が初の全曲収録タイトルとなっています。
本作はそれとは別の音源からの作成されており、その音はといえば、レンジの狭い典型的なカセット録音ですが、中域が耳に刺さる様な事はなく、全体的にはマイルドな音造り。
ただし低域は割れ気味で、"Happy"以降は音が割れすぎて聞きづらい部分もあり。特にその"Happy"や、全体的な音量が上がる"Outa Space"以降は演奏の判別が不明だったりする時もあります(苦笑)。
とはいえ、あまりにも音割れしている一部を除けば、70年代のカセット録音の音に慣れている方なら充分聴ける音ではあるかなと。
当然の事ながらこの音源にも欠落部はあり、前半こそ曲中カットはありませんが、中盤以降になると"Angie"のオルガンソロ直前からソロ後の歌い出しまで(3分3秒〜3分21秒)と、"Midnight Rambler"の終盤から曲が終わるまで(11分50秒から12分6秒)といった曲中にカットが発生し、これら曲中の音源欠落部に関しては、前述したVGP盤収録の高音質音源を意図的に音を悪くしてメインの音に近付けて補填という、いつもの音の良い方に合わせるという定石とは逆パターンの処理がなされています。
ただ、いくら音を悪くするといっても、基の録音状態があまりにも違いすぎることから、なかなか意図通りにはいかず、補填部分に関してはやはり音がクリアーで少し奥に引っ込んだ様に聞こえますので、違和感は多少あり。
ただ、高音質音源の全長版が発掘されない限りは、この日のMSG公演を通して聴くことが出来る唯一のプレスタイトルといった位置付けではありますので、無視は出来ないかなと。 |
by Hara ¦ 03:42, Wednesday, Dec 24, 2008 ¦ 固定リンク
『Live In Japan』(-) 1CD
Mar.2 1988 Shibuya Live Inn,Tokyo,Japan
Stereo Soundboard Recording
Quality:Excellent
1.Crackin' Up/2.Guitar Medley(Around The Plynth〜Gasoline Alley〜Prodigal Son〜Stay With Me〜That's All You Need)/3.Little Red Rooster/4.Ooh La La/5.Honky Tonk Women/6.Diddley's A Gunslinger/7.Who Do You Love/8.It's Mine/9.It's All Over Now
丁度20年前に行われたロン&ボの来日ツアー。
本作はその来日ツアー開始に先駆けて渋谷のライブインで行われたFM放送用のスペシャル公演を収録したタイトルで、意外なことにFMで放送された音源にも関わらず、これがなんと初のブート化。
音の方は、さすがに放送音源だけあって超高音質ステレオSBD。
残念ながらこの時放送された、作家やミュージシャンのインタビューはカット。おかげでトータルタイムは44分17秒と、CD時代のブートにしてはやや短めの収録時間ですが、選曲自体はツボを押さえており、ロン&ボのオフィシャル『Live At The Ritz』には収録されなかったストーンズでお馴染みの"Crackin' Up"や"Little Red Rooster""It's All Over Now"といった曲を聴くことが出来ます。
なお、本作にはボーナスDVD-Rが付いており、こちらは3月7日の中野サンプラザ公演をTV放送から収録。こちらも画質は良かったので、プレスじゃないのがなんとも残念。 |
by Hara ¦ 03:38, Wednesday, Dec 24, 2008 ¦ 固定リンク
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